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「文書通信交通滞在費」国会議員に問う!国家の横領と言っても過言ではない! [政治]

こんな国会議員の声が聞こえてきます。

”政治家って、こんなにお金もらえるんだ、ラッキー、高級家電買っちゃおう、高級車買おう”って。

どこかの地方議員同様、税金を打ち出の小槌のように思って、私的な利益と私的な欲望に使いまくって
いる政治家が多いってことを、国民は既に知ってしまいましたが、まだまだあるのかと、どこまで国民を
馬鹿にすれば気が済むのでしょうか。

先月30日に行われた、安倍首相の所信表明演説で、維新の党の江田憲司氏が「文書通信交通滞在費」のあり方について、触れました。

この「文書通信交通滞在費」とは、国会議員に毎月100万円、年1200万円の領収書のいらない公開する必要もない第二の給与として支給されているものです。
江田さんは、この手当について「この公開義務のない手当の使途公開を提案します。この程度の事ができないで、どうして国民に消費税増税、社会保障の負担増を強いることができるでしょうか?」と。

江田さんは本当に終始一貫発言にブレがないですし、説得力ありますし、失言もないですし、
よくぞ言ってくれましたって思いました。今回の江田さんの暴露で、多くの国民が”まだそんな不正利用しやすい税金があったの”って思ったことでしょう。

なぜこのようなことを江田さんが提案したのかというと、不正に使用している議員が多いから、使用目的を明確にし公開することで、使いきらず余ったお金は返金しなさいよということです。昨今、号泣議員の税金不正利用に端を発し、全国で相次いで税金の無駄遣いが発覚しています。これに憂慮しての江田さんの発言なのでしょうが、今まで国民は知らなかったので、何もいうことができませんでしたが、知ってしまった以上これは黙っていられません。
もし不正に使っている事があるならば、明らかに犯罪ですから、国民に開示すべきです。

これに対し、先日自民の山本一太氏が某テレビ番組内で、この額は実は足りなくてマイナスなんです、真面目に議員活動していればとても足りないと、江田さん提案に拒絶していました。よくこんなことが言えたもんですね!

この山本一太氏は本当に日本の諸悪の根源の一人、膿です確実に!こういう政治家がいては日本は一向に
良くなりません!悪くなるばかりです!絶対に!

このような山本一太氏の発言は国民にとって愚弄の極みです。
こういう議員の方たちは一度、ジリ貧の民間企業に就職されたほうがいい!
企業経営に携われば、自分たちで稼いだお金のありがたみが分かり、1200万をどう節約して、有効に使わなければならないかを学べます。

そういうところが大事なんじゃないですか?真面目に議員活動していれば全然足りないなんて詭弁もいいとこです!日本が立ち直るかどうかの瀬戸際にこういう認識を持った議員は要りません。即刻辞職していただきたい!これこそ税金の無駄遣いです。もはや山本一太氏に支給する税金は1円たりとも無駄です。

山本一太氏は国会議員であるかぎり、お金の大切さを知ることはないでしょう、可愛そうですが。
山本一太氏だけではありません、自分で稼いだお金の認識がない議員の方が大多数でしょう。
だから正当に使っていようが、いまいが関係ありません。是非、公開し倹約の余地をさぐってほしいのです。日本の国会議員に最も足りない、最も学ぶべきことではないでしょうか。

ここで国会議員1人の年収(歳費)をまとめてみます
※正確でない数値がありましたらご指摘ください。検討後、訂正・削除を実施いたします。

■歳費(給与)・・・・・・・・・・・・1552万円
■ボーナス・・・・・・・・・・・・・・・・553万円
※以上2項は、いわゆる純粋な、議員としての報酬で
インターネット等で国会議員の年収を検索すると概ね
2,000万円~2,400万円と出ますが、これだけではありません。
以下の手当が支給され、半分は懐に入っていると思われています。


■文書通信交通滞在費・・・・1200万円
■秘書人件費3人分・・・・・・・2000万円程度
■立法調査費・・・・・・・・・・・・・・780万円

その他
■新幹線グリーン車乗り放題
■月4往復分の航空券
■海外視察・・・・・・・・・・200万円(ファーストクラス)
■外線電話の基本料金すべて

合計一人あたり平均、6000万円前後のようです。

東日本大震災の復興費用として2012年から、歳費年間270万円削減していましたが、
既に復活しています。

因みに、日本の政治家の給与は世界的に見てもトップレベルだそうです。欧州の何処かの国の政治家の給与は、確か日本の1/3位の所があったと記憶しています。この国の考えは、公務に携わる人間は奉仕の心がないとダメだとか。日本の政治家・官僚とは真逆ですね。

これだけ生産年齢人口が減って税収が激減しているにも関わらず、これらを見なおさないで
何が増税ですか。人間らしい生活ができていない人がどんどん増えているのですよ。

これでも先進国といえるのでしょうか。分配の法則は崩れ、格差が尋常じゃなく広がり
日本国民の貯蓄額は過去最高を記録しても、貯蓄額ゼロ以下は過去最大って、天井と底辺しか
いないのに平均だけで判断しては、取り返しの付かないことになるって、どれだけの国会議員が
気づいているか?私は一人ひとりに聞いてみたいです。

少なくとも山本一太氏には本当の意味でこの危機感は感じることはできないでしょう。

今後は民間出身の方たちが、国の運営に携わり、現職の国会議員が秘書をやるっていのが
望ましいのではないでしょうか。
企業運営ではいかに利益を増やすかと同時に、いかに支出を減らすかを真剣に考えないと絶対に
企業は成長しません。
政治家、官僚達の多くは税金を打ち出の小槌に思っているようですが、その認識から抜け出さないと、
財政再建なんて未来永劫ムリです。

国家の運営も、企業の運営も同じではないですが、共通するところは多いと思います。

国会議員が自分自身身を切るってことは、到底受け入れられないのでしょうけど、国民は本当に
激怒しています。

今回の江田憲司氏の提案は徹底的に議論し、早急に対応していってもらいたいものです。


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