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アベノミクスの効果は、企業の徹底リストラによる黒字と同じだ! [政治経済]

アベノミクスから2年経ちましたが、何か変わりましたか?
一部の企業の収益改善と表面上の目標値達成だけではないですか。

アベノミクスの効果は、企業が従業員を切って切って切りまくって
大リストラした挙句に上げた黒字同様、つまりアベノミクスは、
真当な経済活動で上がった収益、株価ではないということです。
いや、もっと言うとアベノミクスの効果は、国民のパイの中でも少ない、
地方・国家公務員、円安恩恵享受企業、政治家、投資家などが恩恵を受け
ただけで、最も大きいパイの一般国民には真逆の効果が現れているということです。

デフレ脱却?

金融緩和であれだけジャブジャブお金を流通させれば円安と株高は
ある程度操作出来るし、物価下落にストップもかけられるし、人工的
に経済指標を操ったのは明白ではないですか。
これをもってデフレ脱却に差し掛かったと、安倍さんは言っていましたが、
所詮人工的操作は小手先でしかなかったということです。

よく健全な好ましい経済状況は弱インフレの継続といいますが、今後健全な
インフレとなっていくのか甚だ疑問です。

また、需要増で起こるインフレより、原料の高騰で起こっているインフレの方が
好景気につながらないと言われますが、今はまさにこれです。

真当な経済活動で達成した数値であれば、国民一人一人の収入が増え、
その増えた給料でモノを買い、生活が便利に快適になり、増々社会生活への
励みとなり、さらに趣味や、娯楽を楽しむという、健全な社会生活を送り
また健全な精神基盤の形成、更には健全な欲求の処理が行われるという、
極めて健全な社会構造の発展に繋がったはずです。

これこそが経済発展の源なのではないでしょうか。


このことが一般国民サイドで実現できなければ、消費は親だのみ、趣味や娯楽も控え、
精神状態も荒み、社会生活への励みもなくなり、勤勉さを失い、犯罪へと繋がり、
社会不安が増加し、財政再建どころではありません。

政治家の皆さん、
こんな社会構造が好景気を生むと思いますか?

我々国民が、より安価なものを購入しようとどれだけ神経を使っているか
分かりますか?10円、1円を如何に捻出しようか買い物のたびに考えているのですよ。

“こっちのほうが3円安いから、美味しくないけどガマンしよう”が
“今日は3円高くなったのだから、今日はガマンして買うのやめよう”になり
“今日はお金がなくなったから消費者金融に行こう”で借金に手を出してしまうのです。

世帯預貯金の額は過去最高を記録しても、預貯金ゼロ、またはマイナスの世帯数も
過去最高って、これは非常に危険です。

アベノミクスの第二幕が来年から始まるのでしょうが、生きる道は唯一つ、
“大幅な歳出削減の断行”これ以外に無いです。

これまで一国が財政再建をするのに増税を主体にした国はことごとく
失敗しているそうです。

財政再建に成功した国は、歳出削減を積極的に進めたそうです。
例えば、92年のカナダ、90年代初期のスウェーデン、オーストラリア、
ニュージランドがそうです。
何れも若干の増税に加え歳出削減も同時に断行しています。

増税率だけ、海外の真似をしても成功するわけがないですよ。
他の先進国並みに消費税を上げる必要性があるなんて
メディアの責任も大いにあると思いますがね。消費税を外国並みに
上げるのなら、社会保障制度等も真似しないと。

現職の政治家も官僚も自分たちから旨味を削られるのは嫌なのは
わかりますがもうそんなことを行っている場合ではないです。

アベノミクス第二幕は、必ず大幅な歳出削減を断行してもらいたいものです。


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